歌集
笠木拓 第一歌集『はるかカーテンコールまで』
- 木馬と水鳥/もう痛くない、まだ帰れない/starry telling/フェイクファー
- ラウンダバウト/声よ、飛んでいるか/サマータイム/月影の道/論より小鳥/傘には名前/千年一夜
- For You/うたかた/半月ほど西日/噓と夏の手/pink
- 正夢/ラネーフスカヤだったわたしへ/客演/むしろ心を薄くして/バスタ新宿/デッドエンドを照らす/何もなかったように/雨音をやがて失う/前日譚
あとがき
- 2019年10月 港の人刊
- 四六判変型/上製本/本文208頁
- 本体 2,000円
- ISBN978-4-89629-366-1
https://www.minatonohito.jp/book/366/
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参加した同人誌、個人誌もぜひあわせてご覧ください
活動情報
2023年
短歌作品
- はなふるなかはてをおよがせて 12首 「歌壇」7月号
- 可能世界のちいさなブーケ 12首 「Sister On a Water」vol.5
評論・鑑賞・エッセイ
- うたいこがれる
「現代詩手帖」2023年1月号から、短歌月評の連載を担当しています。
第10回 揺曳する音と無音 ―川野里子『ウォーターリリー』
第9回 きれぎれの草原から ―働く三十六歌仙『うたわない女はいない』
第8回 受難のあかるさの水鏡 ―我妻俊樹『カメラは光ることをやめて触った』
第7回 冷たく貴い手を恃むだけ ―安田茜『結晶質』
第6回 踏みしめて縫うかぎり道は ―石畑由紀子『エゾシカ/ジビエ』
第5回 Against paternalyricism −中島裕介『memorabilia/drift』『polylyricism』
第4回 かぞえ、なぞらえ、絵姿へ ―木下龍也『オールアラウンドユー』
第3回 やわらかな闇の外へと ―水原紫苑『快樂』
第2回 UD、反芻、屈託 ―枡野浩一『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』
第1回 汽水には肉の護岸を ―田村穂隆『湖とファルセット』 - 構図と額縁 —吉川宏志『雪の偶然』書評 「短歌研究」10月号
- 温存しない 「短歌研究」4月号
特集「短歌の場でのハラスメントを考える」に寄せた短いエッセイです - 通過と空位 ―鈴木加成太『うすがみの銀河』書評 「短歌研究」4月号
- 裏・TOKYO2020 ―みづなandアキ『約束のあとさき』書評 「つばさ」19号
- 後ろの正面 ―竹中優子歌人論 「Sister On a Water」vol.5
イベント
- 現代歌人集会春季大会 in 富山 7月17日@富山県民会館 第2部 パネル
- 石川県文芸協会公開シンポジウム 短歌の魅力と可能性を探る 7月22日@香林坊プラザ パネル
2022年
短歌作品
- カピバラまんじゅう/地魚十貫 20首 「ねむらない樹」vol.9
- わが県のシンボルをうたう 1首 「歌壇」9月号
富山の県花・木・鳥・獣・魚の中からカモシカを選んで1首作りました - 思い出の灰が咲くまで 12首 「歌壇」6月号
- ゆきすぎる 10首 「遠泳」3号
- 愛から醒めて 10首 「短歌研究」4月号
評論・鑑賞・エッセイ
- 「映え」とは別の 朝日新聞 6月12日朝刊「うたをよむ」
仲田有里さんの歌集『マヨネーズ』『四月のストーブ』から歌を引いて鑑賞を書きました - きょうは傘とか歌ありがとう
うたとポルスカさんで連載した歌集評です
第6回 俵万智『未来のサイズ』
第5回 山下翔『meal』
第4回 山木礼子『太陽の横』 - 始まりの短歌 「Future」vol.14
北日本新聞が発行する高校生向けのフリーペーパーに、「スタート」のテーマにで短歌を5首選び、短いコメントをつけて紹介しました
イベント
- 『はるかカーテンコールまで』3周年記念ラジオ(榊原紘さん、高島鈴さんと)
Twitterのスペース機能で歌集について話しました。アーカイブこちらから聴けます - 4月3日、富山県春の短歌大会にお招きいただき、「異郷を泳ぐ、異郷をうたう」の題で講演しました
富山県歌人連盟のサイトで当日の様子をご覧いただけます
→ 講演録が『富山県歌人』第63号に収録されています。
2021年
短歌作品
- ゆめかようみち 12首 「歌壇」4月号
- 路銀と借景 8首 「弦」第54号
- 半券 5首 「現代短歌新聞」3月号
- 銀の靴 38首 「Sister On a Water」vol.4
- ささめきこと 13首 「七物語2021」(ネットプリント)
- ギフト・ギフト・ギフト 30首
少女☆歌劇レヴュースタァライト(TVシリーズ〜劇場版)の二次創作短歌連作です。こちらから読めます
評論・鑑賞・エッセイ
- 学校とその舞台袖 ―千葉聡『グラウンドを駆けるモーツァルト』書評 「ねむらない樹」vol.7
- 見えるものと消えないもの ―土岐友浩『僕は行くよ』書評 「歌壇」7月号
- マテリアル・ガール ―竹中玲子『サイレント』書評 「つばさ」18号
- きょうは傘とか歌ありがとう
うたとポルスカさんで連載した歌集評です
第3回 島田修二『渚の日日』
第2回 高島裕『盂蘭盆世界』
第1回 谷じゃこ『クリーン・ナップ・クラブ』 - 往復書簡(歌人の佐藤弓生さんと) 「ねむらない樹」vol.6
- ほころび 「Quick Japan」vol.155
aikoエッセイ大賞受賞作 aikoの楽曲「愛で僕は」に寄せて
※aikoのアルバム『どうしたって伝えられないから』から任意の1曲について書く公募企画。13曲あるので大賞は13人、そのうちの1編に選んでいただきました。
イベント
- トークセッション「うたの二十年・『黒耀宮』から『ひかりの針がうたふ』まで」 11月17日「BOOK DAYとやま駅」
富山駅で開催されている古本市「BOOK DAY とやま駅」内のイベント
2020年
短歌作品
- ちゃんと呪いだ 15首 「京大短歌」26号
- 銀河のほとり 8首 朝日新聞7月8日夕刊「あるきだす言葉たち」
- くす玉 21首 「遠泳」2号
第1回水沼朔太郎賞で金賞をいただきました。やったー
評論・鑑賞・エッセイ
- (不)加算の水と重力 ―近江瞬『飛び散れ、水たち』書評 「短歌研究」11月号